ゴルフ 上手くなりたい

グリップは大切です

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ゴルフレッスン書の最初は大概「グリップ」です。 一番大事だから一番最初にきっちりと学んでほしいという著者の意図からです。

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しかし、ともすれば蔑ろにされ、巷のアベレージゴルファーを見るとその握り方は「千差万別」状態です。 

そのような実態を憂いたのか、最近ではグリップに特化したレッスン書が発行されています。 

読んでみると確かに納得させられることが書かれてありますので、上手くショットを打てないと嘆いているのであれば一度目を通されることをお勧めします。

最近のゴルフレッスン書は、文章で理解する方法から視覚から脳にインプットしていくように作られているので、とても理解し易く自分の欠点が分かり易くなっています。 

例えば「手首のしなやかな動きが、飛距離と正確さを両立する」と大きな文字で書かれ、そのページにはローリー・マキロイのアドレスとインパクト前の写真が2枚あり、その横に「一見両腕が硬直しているように見えるマキロイのアドレス、しかしスウィングがスタートすると、手首がしなやかにしなり、ヘッドが走り出す」と書かれています。

読者は、これをみて「なるほど」と理解を早めます。 グリップの本は大変やさしい指導書が多く、分かり易さも加わり結構人気のレッスン書となってきているそうですので、今後は変なグリップをしているゴルファーは減っていくと思います。
グリップを正しく理解して実践することはゴルフが上手くなる近道と言われていますので皆さん一度チェックなさることをお勧めします。

チョット前振りが長くなりましたが、引き続きベン・ホーガンについて書いていきます。

ベン・ホーガンは極端なストロング・グリップ(フックグリップ)にすることで、ドラコンで優勝をするものの、その同じグリップでコースでの貴重なストロークを失うことになりました。
何故ならホーガンのショットはコントロールが効かず、フェアウェイを殆ど外したからです。

当時ベン・ホーガンはクラブを握る時、10本の指殆どを使ったと書かれています。

野球グリップを想像しますが本当はどうだったのかは分かりませんが確かにクラブヘッドのスピードを増すことができます。

しかし、この握り方(10本指を使ったストロング・グリップ)だとクラブのコントロールが上手く行かず、ダウン・スウィングを始めようとするときにはグリップを握り直すことになり、インパクトで正確にボールを摑まえることが難しくなります。

今でこそゴルフに関する情報量が多いので、アベレージゴルファーであってもこのグリップは問題があるということが分かります。

正しいスウィングは、「体の動きとクラブの動きが一体にならなくてはならない」とほとんどのレッスン書には書かれています。
グリップが正しくセットされないと、スウィングそのもののリズムやテンポがスムースにいかず、ミスショットになってしまいます。 

しかし、当時の情報量とベン・ホーガンの頑固さから推察されるのに、グリップを変えることよりもスウィングやアドレスでスムースにスウィングができるように何百回、何千回、何万回と練習していたのではないでしょうか。

現在のアベレージ用クラブは、スライサーに対応したある程度スウィングをカバーするように設計されているそうですので、グリップは「フック・グリップ」で握るのが基本のようです。

しかし、左手の甲と右手の手のひらが正面を向くほどのストロンググリップにするとシャフトが暴れだし、超ど級のフックボールがでます。

右に出て左に戻ってくるくらいならいいですが、左に引っかける危険も高くなりティーショットはOBということが度々起こる危険性が増しますので、正しいグリップを学び スムースなスウィングができるようにしましょう。

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