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下手を固める練習

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先週末にラウンドした時のことです。 

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突然スウィングがスムースに行く様になりました。

前半無残なスコアであったのにかかわらず、かつ後半も出だしのホールでOBを叩きダブルボギーであったもののなんとか4オーバーの40でラウンドすることができました。 

その感覚を忘れないようにと思い昨日練習場に行って参りました。 

大切なことを忘れていたことに気づきました。

それは、グリップです。

以前にベン・ホーガンについてのブログでも書きましたが、グリップはレッスン書の一番初めの章で説明されるほど大切なものです。

それにもかかわらず意外と無頓着な人が多くいて、それが上手くならない原因となっています。 

私もいつの間にか、自分ではとってもオーソドックスなグリップをしていると自負していましたが、どこかで少しづつずれてきていたようです。

このズレがこれまでスウィングに悪さをしていたようでした。 

具体的な話をしていきたいと思います。 

「4スタンス理論」という言葉を聞かれたことがあると思います。 

この「4スタンス理論」は、元格闘家で現在はスポーツ整体師である廣戸聡一氏が発見した理論で、“人間の体の使い方のパターンは、先天的に4パターンに分かれている”というものです。

今やこの理論はスポーツ界では常識でありオリンピック選手の強化トレーニングにも取り入れられています。

「4スタンス理論とゴルフ」では横田真一プロが有名です。

彼はこの理論を自分のゴルフに取り入れて、2010年キャノンオープンでの13年ぶりのツアー優勝という形で成果を出しました。

4スタンス理論の詳細については改めて説明しますが、この4スタンス理論と私のグリップとがどう関係があったのかです。

私はこの4スタンス理論でいうところの「B2」というタイプに分類されます。

「B2」の左手は、「パームで斜めに握る。」「人差し指の付け根からクラブが手のひらを斜めに横切るように握る。」そして「親指はややロングサムにします」。

ここでのポイントがパームで握るということです。

ところが 人差し指の第二関節から手のひらにかけて、斜めに握り親指は詰めてシュートサムに握っていました。

この握り方は自然にショートサムになります。

フィンガーで握りショートサムにした方がクラブと一体感がでるということで、このグリップの仕方を進めているレッスン書が多くあります。

肩の痛みからスウィングを崩したときにグリップをフィンガーで握るショートサムの方が良いと判断して変えたのが、悪かったようです。

「人間の身体の動かし方は、皆同じではない」ということを忘れてしまっていたのです。

「A1」タイプに分類されるフィンガーで握るショートサムにすると確かにショットの左右のブレがなくなり方向性は良くなりました。

しかし、私の持って生まれた体の動きにはマッチするグリップではなかったのです。

そのことを明確に示したのが、飛距離が端的に落ちたということです。

飛距離を取り戻すために無理な動きをしたことでスウィング自体をも崩すという最悪の道を進んでしまいました。

「B2」タイプの人には「B2」の人にあった動きがあります。

自分のタイプを間違えて「レッスン書に書いてあるから」とか「好きなプロはこう握っている」とかで、スウィングを練習しても、それは自分に合わない動きを固めるだけであって、効果はなくなります。

ですので、自分に合ったB2の動きを行うことが、ゴルフが上手くなる近道であったのに、遠回りして「下手を固める練習」ばかりしていたようでした。

グリップをパームで握って少しロングサムにしたことで、スウィングがスムースにできるようになりました。

長い長いスランプから何とか抜け出せそうです。

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