これまでの、ブログで私は「B2」ですと言っていますが、
ブログを読んで下さった方から「4スタンス理論を実践中というのは分かるけれども、B2タイプについての知識がないので読んでいてもイマイチ分からない」というお声を頂きました。
今日は、4スタンス理論とはどのようなものであるか理解いただいた方が、私のタイプである「B2」が分かり易いのではないかと判断し、
既に説明していることで重複するところもありますが、4スタンス理論について簡単に説明していきます。
《4スタンス理論とは》
整体師であり、JOCの強化トレーナーでもある廣戸聡一氏が考案。
人間の体の動かし方を4つに分類。
人間にはそれぞれ生まれつき決まった身体特性があり、それを4種類に分け解明しようとする理論のことです。
この4種類のスタンスは、血液型と同じように先天的に持つもので、
立つ、座る、歩く、つかむといった単純な行為でも、
タイプによって身体の形や動かす各部位の順序などが異なるとしています。
この4スタンス理論と、人間が人間である以上誰でも共通している身体の特性を整理した理論(5ポイント理論ー後述)とを合わせて、『レッシュ理論(REASH理論)』と呼ばれています。
人間は生まれ持ったそれぞれ4つのタイプ通りに体を動かすと動かしやすいのですが、
タイプに合った動きをしないと本来の力が出せず怪我をする場合もあります。
例えば小学校で、逆上がりはこうやって回りなさい、走り方はこうやって走りなさい・・・と先生が一生懸命教えてくれても上手く出来なかった人は、
運動センスが無くて出来なかったのではなく、教えてもらったやり方が自分のタイプに合わなかったから出来なかったのかもしれません。
ゴルフをする人にあてはめてみると、「自分はタイガーウッズのようなスウィングがしたい」と思い、ビデオや分解写真を見ながら同じようにスウィングしようとしても、
もし自分がタイガーウッズと同じタイプでなければ、タイガーウッズのようになるのはとても難しいのです。
しかし、もし自分がフィルミケルソンと同じタイプであるということが分かっていて、
フィルミケルソンと同じようなスウィングを目指したら上手くなる可能性がグンと上がるということです。
という風に考えて頂けたらいいかと思います。ですので、まずは自分がどのタイプに当てはまるのかを知ることが重要です。
《4スタンスゴルフ》
この4スタンス理論をゴルフに活用するメソッドをプロゴルファーの横田真一氏が「4スタンスゴルフ」として構築しました。
今回私が実践している方法は全てこの「4スタンスゴルフ」を参照しながらです。
その「4スタンスゴルフ」を知る上で押さえておかなければならないことがあります。
それが「5ポイント理論」です。
《5ポイント理論》
身体に存在する「5つのポイントのうち、3つ以上を直線状に揃える」ことにより、
人間の体は最も安定、高いパフォーマンスを発揮することができるという理論です。
これまで抽象的な捉え方をされていた「軸」の定義を明確化するものです。
別の言い方をすれば、身体に存在する「5つのポイントのうち3つ以上が直線状に揃う」ことで体に「軸」ができ、
スムーズで安定した動きができるという理論です。
「5ポイントとは、」
1. 首の付け根
2. みぞおち
3. 股関節(腰、骨盤、そけい部)
4. ヒザ
5. 下足首(足底)
の5つを指しますが、1.2.3の3つのポイントにはそれぞれ「肩」「ひじ」「手首」のサブポイントが存在しています。
そして、この5つのポイントのうち3つ以上が直線上に揃えば「軸」が形成されて
① 柔軟性の向上
② パワー、スピード、コントロール、バランスの向上
③ イマジネーション能力の向上
といった、全てのパフォーマンスが向上するというものです。