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ラウンド前の運動

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1996年から2001年の間、アメリカのシカゴに滞在しておりました。 

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その時にはシカゴではコグヒル(Cog Hill)というゴルフ場で毎年モトローラ・ウェスタン・オープンが開催されていて、何回か観戦に行きました。

目玉はタイガーウッズで、とにかくタイガーウッズの全盛の時でしたので入場者も多く、日本と比べてトーナメントのスケール大きさに驚いたものでした。 

当時はコースでプロ達のプレーを見るのは勿論のことですが、練習場に行ってラウンド前の練習を見るのも楽しみにしていました。

私がゴルフを始めた頃は、大体のゴルファーは二、三本のクラブを一緒にしてスウィングしたり、両手でクラブの両端を持ち、両腕を伸ばして背中の後ろにもっていき腰を前後に屈伸運動させたりしながら、先ず筋肉のストレッチをすることから練習を始めていました。

プロも同じであろうと思っていたら、練習場に現れるや直ぐにショットの練習に入る選手が多くいたのにはビックリしました。

後でわかったことなのですが、事前に汗をかくほどストレッチをしているので、練習場では二三回スウィングしたらすぐ打ち始められたそうです。 

みんながみんなというわけではないですが、ストレッチをして体をほぐすことにはかなりの時間をかけていたようでした。 

そして、短いクラブから始めていく選手が多かったのですが、ロングアイアンから始める選手もいたし、ドライバーから始める選手もいました。

しかしほぼ全員に共通していたのは、実際のラウンドを想定しながら練習しているように思えたことです。

高い球、低い球、フックボール、スライスボールいろいろな種類を混ぜて練習していました。

中には一打一打何か言いながらショットしている選手もいて、練習の仕方もそれぞれでとても楽しく見ることができました。

最近日本のプロゴルフの試合でも、練習場やパットグリーンの周りでギャラリーの方たちが大勢観ておられます。 

それだけ熱心にプロのラウンド前の準備を参考にしたいと願っているゴルファーが増えたということでしょう。

それに、男子プロの場合、練習場の楽しみの一つとして、打音があります。

ほぼ全員と言ってよいと思いますが、使用のアイアンクラブはいわゆる軟鉄鍛造といわれるヘッドですので、とてもいい音がします。

私が現地で観ていた時は練習ではまず芯を外すプロゴルファーにであったことはありませんでした。

何と表現したらいいか分かりませんがとても張りのある、そしてとても大きな打音がすべての打席から聞こえてきていました。

アベレージゴルファーのそれとは全く違った異次元の打音であったことを記憶しています。 

この打音を聞くだけでもゴルフトーナメントに足を運び、ラウンド前の練習を見学される価値は十分にあります。

ラウンド前の運動について、私の知り合いでスクラッチ・プレーヤーの人が行っているルーティンはとても参考になりますので紹介します。

その方はプライベートのラウンドであっても、大体2時間前にクラブハウスに入ります。

30分程ロッカールームでストレッチをします。

そして、先ずパッティンググリーンに行きパット練習、このときは芯に当てることに注力してロングパットの練習をします。

その後練習場に行き、9番アイアンからドライバーまで打ってその日の傾向を見ます。

納得のいかない球筋であっても修正するためにスウィングを変えないそうです。

その日の傾向をつかむことが目的であって上手くなるための練習はしないそうです。 

その後アプローチをしてからパッティンググリーンに戻り、今度は1m、2mのアプローチが上手く行かなかった時に残るであろう距離を反復します。

そして、ティーショットに備えています。 

その間私は大体ラウンジで他の同伴者とコーヒーを飲んでティーショットに備えるのが常でした。

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